anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

マツコ・デラックスさんと製鉄所 その2

マツコさんの『夜の巷を徘徊する 製鉄所編』の第2弾を観ました。今回は製鉄所見学の後半、そしてその後に社員寮を徘徊いただきました。前回にも増してマツコさんから製鉄所や鉄作りへの讃歌をいただいて、元気をもらったと同時に、私自身も新たな発見をしました。

  • (熱延ミルの加熱炉を見て)これってもの凄い高温のオーブントースターよね。やっていること凄いのに、プリミティブな感じが良いのよ。
  • (溶鉱炉が真っ赤に夜空を染めていた時代に、実際に塩をなめながら作業をしていた勤続45年の方と会って)ほらね、やっぱりそう、私うそついてないんだから。
  • 製鉄所は飽きないわ。ナンバーワン工場だと思う。もっといろいろな人に感謝して生きようと思った。
  • (見学後にこの製鉄所から出荷した鉄で作った缶コーヒーを飲みながら)このちっちゃな缶コーヒーに、オーストラリアの鉄鉱石やカナダの石炭、そしてガーナのコーヒーとかいろいろなものが入っているんだもんね。すごいね。
  • 製鉄所、すごいね、想像をはるかに超えてたね。すべてが生命力じゃない。人間っぽい。身体動かして、目の前で炎を見ていたら、帰ったらとりあえず嫁さんとセックスするじゃん。それって大事だと思う。
  • (灼熱の転炉の炉前で作業していた人と会って)おせじじゃなくて、本当にすごかった、良かった来て。大げさかもしれないけど、考え方変わった。

いやー、我々こそ来ていただいて本当に良かったです。ちょっと偏見かもしれませんが、マツコさんだからこそ、繊細で緻密なミクロンレベルのコントロールを背後で利かせながら、見た目は巨大且つシンプルに、実直で硬派的な鉄作りを行っている製鉄所やそこで働いている鉄のオトコに、こんなにも感嘆いただいたのかもしれません。

もっとも今や、昔の製鉄所のイメージと異なって、働いている人は大幅に若返って、且つ女性も多くて華やかで活気のある職場や寮の風景でした。これは嬉しい驚きでしたね。