anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

マツコ・デラックスさんと製鉄所

普段テレビはほとんど観ないし、観てもNHKの報道番組や教養番組だけなので、マツコ・デラックスさん(以下マツコさん)という人の名前は聞いたことがあっても、どんなタレントさんなのか知見はありませんでした。ところが以下のマツコさんの番組で、私の関係の深い製鉄所の紹介があると聞き、1回目の先週木曜日の録画を観ました。

放送局:テレビ朝日

番組名:夜の巷を徘徊する

 http://www.tv-asahi.co.jp/haikai

放映日:1回目 6月11日(木)深夜0:15~

    2回目 6月18日(木)深夜0:15~

千葉市で生まれ育ったマツコさん、小さい頃に川崎製鉄(現JFEスチール)千葉製鉄所の溶鉱炉の炎が千葉の夜空を真っ赤に染めていたことをよく覚えておられて、恐怖を感じた一方、いったいそこで何が起きているのか、ずっと知りたかったということで、今回のロケになったようです。毎日レギュラー番組を持つ当代随一のタレントであるマツコさんから、以下のような主旨のコメントが飛び出し、この製鉄所に思い入れの深い私としては、思わず涙がこぼれるほど感激してしまいました。

  • 千葉が栄えたのは川鉄のおかげ。それまではただの漁村だったのよ。川鉄関係の従業員が大勢いて、団地のような社宅があって、病院もあったのよ。
  • 最盛期6本の溶鉱炉(約38年前、今は1本のみ)があったころに観てみたかったな。あの頃の日本には夢や希望がいっぱいあったんだろうな。
  • 東京ドーム170個入る製鉄所全体、工場一つひとつもいちいちでかいね。壮大なスケールなのにその中でやっていることは、製鋼工場で釜をクレーンで引き上げて鉄を移し替えているような原始的なことなんだね。それがまた凄いわ。
  • なんで私の小学校は千葉市だったのに、川鉄に行かないで銚子の醤油工場なんかに行ったのかしら。これを小学校の時に見ていたら、私の人生観は変わっていたわ。鉄作りに携わっていたかも。

産業の米として確かに戦後の一時期日本経済を支えた製鉄所を、千葉で身近に感じたという身内的なひいき目はあるでしょうが、辛口評論家で有名なマツコさんにかくも評価いただけて、なんだかとても幸せな気持ちになりました。以下は触りだけですが。そして今週木曜日の2回目は社員寮や社員の方も出るそうですので、ぜひご覧になってください。

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