anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

箱根合宿

先週木曜日、箱根の会社の保養所で1泊2日の業務合宿を行いました。初日は海外事業に精通したOBの方をお呼びしての講演会。70歳を過ぎたかなり高齢の方でしたが、まだ海外展開とかグローバルとかの言葉が今ほど流布していなかった時代に、米州中心に先陣を切って海外に出ていかれて、タフな交渉を経験された人の実体験に基づく生々しい言葉は、とても胸に響きました。

特に、社外の交渉相手もそうですが、むしろ社内での支援体制、協力体制構築にどれほど大変だったか、今よりもっと海外事業展開に対するネガティブな雰囲気が溢れていた社内において、どうやって社内を説得されたのか、自分自身足元で身につまされる話であり、ようするに本人のオーナーシップ次第という話は、とても納得いきました。

その晩は皆で懇親会、2次会は身内中心で2時まで楽しみ、翌日は部内での課題フリーディスカッションでした。普段の会社と違って、箱根くんだりまで出て来ると、それはそれで非日常が感じられ、討論も比較的自由闊達に出来たかなと思われました。

部内討論も午前中で終わり、金曜日の午後は半休として、宮ノ下の日帰り温泉に立ち寄りました。ここは以前会社を休んでわざわざ来たところで、平日の午後、殆ど誰もいないなかで、三層構造の露天風呂を楽しみました。

こうして、久しぶりの社外合宿は頭も身体も刺激を受けて、明日に向かってのステップとして、とても有意義なものとなりました。