anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

しめラーメン三昧してしまいました

今週は投資案件の幹部説明や現地との調整で日中を忙しく過ごし、その合間をぬって国内出張、そして毎晩宴会と、かなり疲労感の残る週でした。しかも宴会の最後でラーメン三昧してしまいました。

月曜日は部下3人と飲みにいき、一次会、二次会、三次会と盛り上がってしまい、その余勢を駆って六本木で有名な香妃園(こうひえん)の鶏煮込みそば、行っちゃいました。そこでは私は殆ど寝ていたようですが。。

火・水と愛知県と広島県に出張、愛知では一次会を終えて名古屋に戻り、そこで台湾ラーメン発祥の名店「味千」の名古屋駅にある支店で、台湾ラーメンを食しました。小振りのどんぶりでピリッとした辛さはしめにぴったりでしたね。

水曜日に広島県に移動し、仕事を終えて2軒はしごをしたあとで、トンコツ醤油味の地元ラーメンでしめました。

木曜日は一軒だけで帰りましたが、再び金曜日、部員との納涼会でビールをたらふく飲んだあと、ついつい一人でたまに行くラーメン屋に寄ってしまい、タンメンを食べてしまいました。

飲んだあとにラーメンが食べたくなる理屈はちゃんとあるそうで(例えばこれ)、

http://jizake-ya.com/know/etc/post_22.html

今週は4勝1敗(いや、1勝4敗か)、まあ止む無しですかね(笑)。この年になってもちろん健康には配慮が必要ですが、基本食べたいものを食べ、飲みたいものを飲んで、ストレスなく生きることも大切ですよね(言い訳?)。

東部戦線での一コマです

先週一杯、東部戦線に出張してきました。状況は緩やかに回復しつつも、ポリティカルな不透明さが付きまとい、業界関係者の顔つきは晴れやかとは言えない感じでした。それはそれとして、今回も隙間時間を最大限活用し、見聞を広めてきました。

南部では、この地域の独立のキッカケとなった戦い跡地、今は記念館になっているところを訪問しました。多勢に無勢の壮絶な戦闘で、日米開戦の際にも使われたリメンバー○✖️で有名です。オリジナルはここだったのですね。

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さらにこの地にある日系自動車メーカーの組立工場を見学しました。従業員7千人の大規模工場で、主にこの車種を作っています。有名な✖️○式生産方式が見ていても分かる見事さで展開されていました。

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北上して訪問した国では、大自然でのトレッキングにトライしました。Bearには幸いにして会いませんでしたが。

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川の水のきれいさは、四万十川を凌駕していましたね。

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出国の日は偶然にもこの国の建国150周年の記念日で、市内あちこちでイベントが行われていました。

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時差、車での長時間移動、連日の宴席等々で疲れはしましたが、同時にココロとカラダも充電できましたので、明日から元気に会社行けそうであります。

最後の清流を見てきました

先の週末、最後の清流と言われる高知の四万十川に行ってきました。梅雨の季節でしたが、幸いにして曇り時々晴れのまあまあの天気でした。高知県に行くのは初めてでしたので、まずは藁焼きのカツオを体験しました。

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 表面が香ばしくてなかがしっとりの肉厚のカツオは甘みがあり、プリプリした美味しさが口の中に広がり、美味でした。

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 高知と言えば桂浜、そして明治維新の立役者、坂本龍馬でございます。

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 高知市内から車で3時間乗って、ようやく四万十川中流の宿にたどりつきました。四万十市は数年前のドラマ、『遅咲きのひまわり』のロケ地になったところで、また宿のすぐ近くには日本観測史上最高気温41度を記録したところでも有名です。

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 清流を楽しんだあとは、有名な岩間の沈下橋を訪れました。

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f:id:anezakimanGM:20170621220852j:image洪水時でも、欄干がなく水面下に沈んで壊れない橋、これも自然と調和する日本の文化と知恵だと感じ入りました。

帰りにゆっくりしすぎて、高知龍馬空港近くのレンタカー屋さんに戻ったのが飛行機の出発時間の13分前。それでもレンタカーの中で支払いを済ませて、そのまま空港まで送ってもらって慌ただしく荷物検査を済ませて、何とか飛行機に乗ることができました。この辺りも地方空港ならではの柔軟性でしたね。冷汗たっぷりかきましたが。。

1泊2日の慌ただしい旅でしたが、四万十川地方の豊かな自然と食を満喫した、素晴らしい時でありました。

ワトソンとまたお出かけしてきました

先週は金曜を除いて毎晩宴席があり、月曜日は5次会、火曜日は3次会、水曜日は2次会と店を重ね、しかも最後はいつもラーメンでしめるという、アルコールと炭水化物だらけのとんでもない週でありました。

そうした世俗にまみれた身体をデトックス(解毒)すべく、この週末も晴れやかな天候のなか、愛犬ワトソンと車で出かけてきました。向かったのは三浦半島の先。家からだと高速使って1時間前後です。

まずはペットと入れる水族館として、一部愛好家に有名な油壺マリンパーク。前に家族とは行ったことがありましたが、犬とは初めて。入場時に鑑札カードと狂犬病予防注射証明の番号を記入した誓約書を書いて、犬代500円(大人は1,700円)を払い入場しました。

館内も含めてどこもペットと入場可能でしたが、ワトソンは展示物にはあまり関心なく、巨大モンゴウイカの展示の前でも、さっと通り過ぎるだけでした。

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私的には、レストランのテラスで食べたまぐろラーメンに興味津々でしたが、ちょっと濃いめのあんかけ醤油ラーメンといった感じでした。

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 水族館のなかのドッグランで他の犬と遊んでから、観音崎公園に移動しました。横須賀美術館観音崎自然博物館、観音崎灯台なども内包する緑豊かな巨大な公園で、木漏れ日のなかでレンガ造りの緩やかなアップダウンの道を散歩しましたが、大変気持ちが良くてリラックスできました。途中、アオダイショウさんにも出会いました。

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 日本最初の西洋式灯台である観音崎灯台にも登りました。残念ながらペットはこれ以上は入場不可でした。

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夜も一緒に寝ていることも含めたら、週末の8割はワトソンと一緒に過ごしている感じです。愛犬ブログと化していますが、まあとにかく癒されております。

生産性向上委員会、やってます

日本政府、産業界が牽引する働き方改革、そして我が社でもワークスタイル変革と称して生産性向上が議論となっております。そうしたなかで、我が部独自の活動、生産性向上委員会を4月から立ち上げ、基本部員全員参加で議論、推進しています。

私の机の後ろのスペースには下記のキャッチポスターを貼って、生産性向上を唱っています。

f:id:anezakimanGM:20170530223506j:image生産性向上に関連した本をこれまで取り上げた書籍以外でも、下記2冊読みました。特に後者の無印良品のマニュアル、「ムジグラム」は多いに参考になりました。

本日は、このムジグラムを倣った我が部のマニュアル作成の打合せを部員全員と実施しました。 4月から始めて90日プランと言っており、7月初旬には形にしたいと思います。

愛犬三昧になりつつあります

犬にはまっています。平日朝の1時間から1時間半の山道散策はルーティーンとなり、休日は朝夕の散歩に加え、日中も一緒にお出かけするなど、仕事以外はワトソン三昧となりつつあります。

この週末は、まずはトリミングさせました。これはトリミング前で、かなり毛がぼさぼさでちょっとだらしなく見えるワトソン。

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そして以下はトリミング後。 なかなかりりしく変身しています。別人(別犬)みたい。

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日曜日は、「第33回全国都市緑化よこはまフェア」なる花のイベントの最終日ということで、二人で(一人と一匹で)関内周辺まで車ででかけて行きました。

横浜スタジアム付近で駐車し、横浜公園日本大通り、象の鼻パーク、山下公園を花を眺めつつ、散策しました。普段、山道と近所の住宅街しか出歩かないワトソンは、突然の都会の雰囲気と人いきれで興奮状態でしたが、草木をみては得意のくんくんで楽しんでいるようでした。 

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 帰途、根岸森林公園に寄って、この広大な公園を散歩してきました。

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 というわけで、梅雨入り前の爽やかな週末の天候のもと、たっぷりと愛犬と過ごし、鋭気を養って今週の戦場に向かうのでした。

読書:イノベーターたちの日本史

先の土日、愛犬ワトソンとの朝昼晩の散歩以外は、家で下記の本を読んでいました。

イノベーターたちの日本史

イノベーターたちの日本史

 

 先般出席したイノベーションに関する講演会で、米倉先生の本の即売会とご本人のサイン会があって、思わず買ってサインもいただきました。

本の帯には【構想40年、歴史家・米倉誠一郎の集大成】とあり、かなり気合いの入った本書は、明治維新前後から近代日本を創りあげた先人イノベーターを描写しています。大隈重信大久保利通などの明治維新の志士たち、三井、三菱の財閥を創設した三野村利左衛門、岩崎弥太郎といった経済人など、歴史上著名な人物をイノベーションという視点で描いています。

その一方で、高い情報感受性を持ってアヘン戦争とその影響から日本の近代化を説いた長崎の西洋砲術家の高島秋帆、世界的科学者・企業家として当時卓越したグローバル人として活躍した高峰譲吉など、歴史からやや埋もれたイノベーターたちの活躍も、いきいきと描かれています。

そうして日本の近代とは、西洋先進国から押し寄せる津波のような外生的挑戦や刺激に、上記のような先人達がいかに創造的に対応していくかという歴史であったと喝破しています。イノベーションの父、シュンペーターの著書から引用して、現存する慣行の延長線上で変化に「順応(adaptive response)」することと、現存する慣行のはるか枠外から「創造的に対応(creative response)」することには大きな違いがあり、後者こそ新たな価値創造につながるイノベーションなのだとの視点です。

自らの可能性に気づき、時代の波に創造的に対応し、新しい価値を付加することのできた近代の日本人を描くことで、グローバリズムや世界的価値観変動の挑戦に直面する現代を生きる日本人にも、先人に倣った創造的対応、イノベーション、新たな価値の創造に励めと活を入れているのです。

日本の近代史、国家建設の戦略や創発、事業経営、イノベーションなどなど、いろいろな面から刺激を受ける快著であり、改めてイノベーションおじさん歴史家の米倉先生の素晴らしさに感銘させられました。