anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

ゼミ発表を行いました

昨日、放送大学大学院で参加しているゼミの報告会が、文京区の学習センターでありました。前回、体調不良で参加できなかったので、今回が自分の発表の場としては初参加となり、それなりに準備して臨みました。

修論のテーマ案(中東の特定の国・地域の経済的な分析を予定)、それに至った背景(自分の関心や問題意識)、研究の視点(経営学的な比較優位論や中東の地域分析の視点から)や意義、最終的に目指すことを整理し、分析の中心となる競争優位の先行研究の紹介を行いました。大学ゼミでの発表としてはほぼ30年振りのため、少し緊張したせいか、一人7分の制限時間を1分ほどオーバーしてしまいました。

国際関係論や中東政治の研究ゼミで、どちらかといえば経営寄り、ビジネス視点での論考となるため、少し心配しましたが、先生はじめゼミの皆さんからはポジティブなコメントをいただき、ホッとしつつ引き続き精進していく元気をいただけました。

このゼミは前も書いたように老若男女、実に幅の広いメンバー構成であると同時に、ゼミの皆さんの多様なキャリア、バックグラウンドを反映した知識や知見の幅広さ、そして何より同じゼミの仲間として助け合おうという精神に満ちあふれていて、実に心地よい時間、空間でした。そうしたこともあってか、大学院ゼミとして放送大学として紹介するそうで、当日は撮影班がゼミの時間中入ってビデオ撮影をしていました。

それにしても、研究するということは、次から次へと読みたい or 読むべき参考文献が山のように出て来て、これを自分のテーマに沿ってどう取捨選択して、そしてそれに反証なり意味のある新たな見解を付け加えていくことが重要だと、改めて本の山を目の前にして思う今日この頃であります。