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anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

黄金週間が始まりました

例年この時期は東部戦線へのイベント的出張が恒例化していましたが、今年は勘弁してもらって久しぶりに日本で黄金週間を過ごせることになりました。

しかも本日は会社の創立記念日でお休み、5月1日はメーデー休日、そして2日も年休奨励日に従って年休を取るため、本日から10連休となり、本当に大型連休となりました。

ただし大きな計画はなく、新たなプロジェクトの立ち上げ含めて忙しかった4月の業務の疲れを癒すことを主眼に、あとはとにかく修士論文に一定の目処をたてるべく、参考文献の整理、そして修論の前半部分の執筆に勤しみたいと思っています。

お出かけという意味では、最初の3日間で田舎に帰省し、新鮮な山海の産物を食し、銘酒をたしなみ、そして高校時代の友人と語り合うことを予定しています。あとは愛犬ワトソンとの朝夕の散歩くらいで、それ以外は家でおとなしくしているつもりです。

今月はちょっと疲れました。Deep Work と定義したいくつかの案件が一斉に動き出し、西南戦線出張直後にちょっと体調を崩し、宴会も続きました。プライベートでもちょっとしたごたごたがあり、心身ともにすり減らしましたね。

というわけで、本日から久しぶりの日本での黄金週間を、ゆったり、まったり、過ごしたいと思います。

読書:生産性、自分の時間を取り戻そう

仕事やアウトプットの質や効率を上げる旅が続いています。今回読んだのは、『採用基準』と同じ著者の本で『生産性』、さらに社会派ブロガーとして有名なちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』の2冊です。  

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

 

 

前者は『採用基準』でのリーダーシップと並んで、もう一つ、欧米と比べて日本が欠けている意識・行動としての生産性にフォーカスし、生産性向上のためのアプローチ、イノベーションとの関係、具体的な研修方法、資料作成や会議の進め方など、ビジネス寄りの優れて実践的な内容でした。

後者は高生産シフト社会がこれから加速するとして、仕事のみならず人生全般で生産性を向上するという意識を持つ必要性が力説されています。

2冊とも、とても腑に落ちる内容で、自分自身の仕事とプライベートで応用できる考え方、実践方法が満載でした。その背景には生産性を向上させるという意識を持つことによって、人生が変わりうるという著者の強い思いが共通しているように思いました。

それもそのはず、上記2つの本の著者の伊賀泰代さんとちきりんさんは同一人物であることを最近知りました。しかもこのタレンテッドな女性、私と同年代、同窓でありました。不思議な縁を感じる次第です。これらの本も参考にして、会社のなかで生産性向上のためのプロジェクトの立ち上げを推進中であります。

春の到来です

先週末、今週末とあいにくの雨が続いています。先週末はワトソンを連れての2度目の旅行で房総南端地方に行きましたが、雨と春冷えでとても寒く、車で行ってホテルに泊まって帰ってきただけでした。

それでも春は着実に到来しており、家の近くの桜をワトソンと散歩の途中で見入っています。

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3月末には東京では桜の開花宣言が出されましたが、平日に外出の途中で寄った千鳥ヶ淵は三部咲き、日比谷公園はほぼ満開でした。

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 日の出時間の早まりと春の陽気とともに、私の散歩活動も活発となり、3月の歩数は5ヶ月振りに12千歩以上となりました。春に向かってこれからもガンガン歩いていきたいと思います。

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明日から西部戦線に出張です。今年度最初の出張で2017年度の好スタートを切りたいと思います。

読書:採用基準

3月も後半に入り、日がどんどん長くなってきました。毎朝犬の散歩があるゆえ、特に日の出の時間には敏感になります。冬至の時期は日の出は7時前後で、平日は出勤を考えるとどう頑張っても30分程度の散歩コースでしたが、至近では日の出が5時35分にまで早まり、1時間コースが可能になってきています。

さて、また読書ネタです。2012年に発売されてベストセラーとなった下記ビジネス書を読みました。

採用基準

採用基準

 

マッキンゼー人事マネジャーの著者が、これからの日本社会全体に必要な人材の採用基準(資質)として一番重要だと問うているは、リーダーシップです。日本の社会に、企業に、個人に一番足りていないのはリーダーシップであり、日本におけるリーダーシップのキャパシティー総量が欧米、さらには中国、韓国、インドに比べても圧倒的に少ないことの認識不足も含めて、大問題であると指摘しています。企業の組織人や個人として、大変示唆に富む内容でした。

個人的に強く共感を抱いたのは、問題解決スキル(Problem Solving Skills)と問題解決リーダーシップ(Problem Solving Leadership)を分けていて、前者はMECEロジカルシンキング、仮説思考、フレームワークなどの思考テクニックを使って、問題を整理・分析し、解を見つけるための技術、一方後者は、解くべき課題(イシュー)の定義から、分析の設計、関連する組織や人とのコミュニケーションを含む一連の問題解決プロセスにおいて、リーダーシップを発揮することだという考え方です。

この問題解決リーダーシップとは、私が日頃から思っている「突破力」(下記)とほぼ同じ概念であり、まさにこの力が物事を動かすことに必要だと共感した次第です。

  1. 自分にとっての旬のイシューを見極める(イシューからはじめよ)
  2. 当事者意識を持つ(イシューに対する志、想い)
  3. 理屈、ロジックで武装する(会社・社会に良きこと、フレームワーク
  4. 権謀術数尽くして内外調整力を発揮する(フットワーク、スィートスポット)
  5. 行動して実験して、また行動する(走りながら考える)
  6. 拘る(神は細部に宿る)

さらに、リーダーシップを考える時、常にセットで考える必要があるのが「成果主義」であり、成果主義とは「努力でもプロセスでもなく、結果を問う」という考え方であり、成果主義を原則とする環境でなければ、リーダーシップは必要とされないと指摘しています。

これは、カルロス・ゴーンさんのリーダーシップ論の最初に出てくる 

私が考えるリーダーの条件とは何か。1つは、結果を出せる人だ。トップはどんなに厳しい状況でも常に結果を出さなくてはならない。また、経営、組織の問題点をはっきりさせ、時には周囲が「右」と思っているところを「左」と言う必要がある。

にまさに符合するものです。そして日本社会においては、本来成果目標を問うべき状況であるにもかかわらず、その目標が明確にされないために、みんなが”和”を優先し、誰もリーダーシップを発揮しないことがよく起こることを問題視しています。

さらに、日本において、「リーダーは組織に一人いればよい」という認識がいかに問題解決の効率・能率を下げているかも厳しく指摘しています。

そしてリーダーがなすべき4つのタスクとして、以下を挙げています。

  1. 目標を掲げる:チームが目指すべき成果目標(ゴール)をわかりやすい言葉で定義し、メンバー全員に理解できる形にしたうえで見せる(共有する)こと
  2. 先頭を走る:一番前で最初に方向を決め、結果がうまくいかない場合も含めて、そのリスクや責任を引き受ける覚悟を持つこと
  3. 決める:検討する人でも考える人でも分析する人でもなく、常に不十分な情報しか存在しない中で、未来に向けて決断すること
  4. 伝える:何度も繰り返して粘り強く同じことを語り続けてチームを動かすこと

そのためのマッキンゼーで行われているリーダーシップの基本動作として、

  1. バリューを出す:常に成果=付加価値を意識して最大化させる
  2. ポジションをとる:立ち位置をはっきりさせ、自分の意見を明確に述べる
  3. 自分の仕事のリーダーは自分:自分の仕事に関しては自分がリーダーであり、経営幹部・上司を含めた関係者をどう使って成果を最大化するのか、それを考えるのがあなたの仕事
  4. ホワイトボードの前に立つ:議論のリーダーシップをとる

の4つを紹介しています。

最後に個人としてリーダーシップを身につけるメリットとして、

自分の仕事やライフスタイル、生き方のポリシーを、既存の組織や団体の器に合わせるのではなく、自分自身が実現したいと考える世界をそのままストレートに追求できるようになる

という自分の世界観を実現できるという考え方には、私自身の今後のキャリアを考える上でサポートをいただけました。

自分自身の世界観を追求しつつ、会社においていかにリーダーシップを持つチームを作って成果を出していくかについて、多くのヒントをいただきました。

修論、いよいよ書き始めます

一昨日の日曜日に、放送大学大学院のゼミに参加して、修士論文の報告をしました。これまでの試行錯誤のすえ、そして前々回アップした書籍も参考にして、全体の章立てを下記7章としました。

第1章 テーマ、仮説
第2章 先行研究
第3章 3つの実証方法
第4章 実証方法1の考察
第5章 実証方法2の考察
第6章 実証方法3の考察
第7章 結論

昨年4月に大学院に入学してゼミに参加しているので、ここまで来るのにちょうど1年かかりました。今年12月が修論提出期限となりますので、今後の執筆スケジュールを下記として、下記期限を厳守してゼミで報告することを宣言しました。

  • 第1章、第2章、第3章:4月、5月
  • 第4章:6月
  • 第5章:7月
  • 第6章、第7章:8月
  • 最終調整:9月、10月、11月
  • 提出:12月

あとは書くだけです。PCのキーを叩くだけです。頑張りたいと思います。

ゼミのあとの2次会(懇親会)にも参加しました。ゼミ同期生と盛り上がり、紹興酒をたらふく飲みました。さらに3次会にも進みましたが、私はぐっすり寝てしまいました。都心からの帰りで、東海道線でさらに寝過ごしてしまい、家にたどりついたのが0時近く。家のリビングでそのまま寝てしまい、3時ころにようやくベッドに入りました。先が思いやられます。。

6年生になります

今週初め、当社の4月1日付け部長級人事の発表がありました。私は3月末で現職丸5年経過、現職部長としては異例の長さとなっているため、当然異動があると思っていました。

ところがふたを開けてみると現職留任となり、ついに6年目に突入しました。そこで部下の女性から来たメッセージが「祝!6年生」でした(笑)。小学生時代の6年間は、今ではもちろん憶えていないくらいあっと言う間でした。これまでの部長時代の5年間もある意味あっと言う間でした。そしてこれから迎える新6年生では、さすがに最上級生としての自覚を持ち(苦笑)、これまでの経験と蓄積を活かして、足元の困難な市場環境を乗り越えると同時に、未来に向けた種まきをしっかりとしていきたいと決意を新たにしています。

新年度の必達取り組み課題は、プライベートも含めて下記5点となり、これらを過日学んだ DEEP WORK として位置づけ、集中して取り組んでいきたいと思います。

  1. 海外展開中のプロジェクト支援
  2. 国内投資案件の推進成就
  3. 今年度の販売計画達成と中期事業戦略の企画立案
  4. 人材育成(マネジメント人材強化、働き方改革参画、IT強化)
  5. 修士論文の完成と修士課程修了

それにしてもいくらなんでも小学生に逆戻りかという気がしないでもありません。当社に人材がいないのか、私の行き先がないのか、私の後継者育成不足か、多分後者の2つでしょうね。。

読書:ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法

前回に続き、読書関連です。著者自身の経験から基づく、その名の通りのかなり露骨なノウハウ本です。

 このなかの「第5章 秘伝 時間がない人のための効率的論文作成法」が、実践的・示唆的で、修論作成に役立てそうです。

  • 学術論文は序論、本論、結論の三つのパートという構成が決まっており、その構成にそって必要な情報を配置していくだけ
  • 序論では1仮説、2先行研究、3実証方法の三つを書く
  • 本論では実証方法を丁寧に紹介して、それによって得られた考察結果を示す
  • 最後に結論を述べる
  • 最も重要なことは、仮説→先行研究→実証方法→結論という四つがきちんと示されているかどうか
  •  論文作成にあたって文章力は最も重要度が低い
  • 重要度が高いのは、アイデア力、情報収集力、情報整理力、分析力、英語力、できれば統計力
  • 学問の世界では、過去の研究の蓄積・その影響を非常に重視、それが先行研究
  • 他人の文献は、あくまでも自分の仮説を証明するための補助剤と割り切る

まあこんな本をいくら読んでも、実際に書かなきゃしょうがありませんが。。