anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

放送大学の期末試験

放送大学大学院文化科学研究科の、単位認定試験を受けてきました。今学期履修した2科目の、いわば期末試験です。中間試験的なものは、11月に簡単な論文を書いて提出した通信指導が該当し、これで一定評価以上を受けたものが当該科目の単位を修了するための試験を受けることができます。

通信指導では、2科目ともA(5段階評価のうちの2番目)をいただき、今回の試験でも高評価を狙ってそれなりに準備しました。

過去問を分析するに、試験といっても問題はほぼ過去問と同じようで、事前に問題を想定して解答案を作っていく前提のようです。特に大学院の試験の場合は、試験時間50分のなかで600字から800字の論述が要求される問題で、久しぶりに自筆で書く試験でもあり、その場で考えても時間が足りません。

「日本の歴史と社会」という日本の歴史を都市の生成・発展を通して考える科目は、問題は1問で少なくとも過去2期分とまったく同じでした。過去問の解答例は公表していないので、解答のガイダンスに従って自分で回答案を組み立てて臨みました。まあバッチリでしょう。

「異文化の交流と共存」という科目は、国際政治、歴史、文学、言語など、多角的な視点から異文化の交流と共存について考察するという、大変興味深い内容で、毎回楽しく学べました。

この科目の問題は、7問のうちから1問を選択するというもので、今回の試験は2期前の過去問とまったく同じ内容でした。事前に自分が興味のあったトルコの政治文化状況の問題と、英語という世界言語の支配の問題の2問について、解答案を作成して行きました。自分としてはより独自な視点を出せていると感じた英語の方で解答しました。

ひさしぶりの大学の試験で、大昔行っていた大学の試験よりはるかに入念に準備した気がします。そしてそれは苦痛でもなんでもなく、興味ある分野に対して、印刷教材を再読し、論点に従って整理し、自分なりの視点を出せないかと考える作業でありました。

4月から始まる新学期では何を履修しようか、今から楽しく悩んでいます。