読書:命もいらず名もいらず
師走の忙しい日々が続くなか、先週思いっきり忘年会の日々を過ごした後に来たこの3連休は、まこと命の泉のようなものですね。それでも、土曜日こそ家で家族とゆったり過ごしたものの、今日は家で仕事。それもなかなか捗りません。明日に持ち越さざるを得ません。年内もあと少し。重要な仕事がたまっています。これらを何とか目処立てないと歳が越せない気分です。
本年の男の志、仕事シリーズの読書のなかで、河井継之助、西山弥太郎、出光佐三に続く巨星として、山岡鉄舟の評伝を読んでいます。
- 作者: 山本兼一
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: 単行本
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凄いですね、この御仁も。表題にもなっている、江戸城無血開城を成し遂げた際の西郷隆盛とのやりとりには感動です。
西郷「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困りもす。」
山岡「始末に困るとは、どういう意味でござろうか。」
西郷「そういう始末に困る人物でなければ、艱難を共にして、国家の大業は為さぬということでござりもす。」
頑張ります!