anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

油出づる国

黄金連休中に恒例となっている海外イベントに参加するため、10日間ほど原油ガス生産大国に出張してきました。多くのお客様、パートナーの方々と至近の状況、今後の見通しなどを語り合ってきました。

全体的には原油価格の低迷が長引くと想定し、コストダウンやリストラに邁進するムードでしたが、かといって悲観一方ではなく、この国が持つ意志ある楽観主義もあちらこちらで見られました。我が社のイベントも、業界全体のイベントも、多くの参加者を集めて盛況でした。

そんなやり取りを通じて、我が社の事業の成長について、いくつか洞察を得て、検討の方向性に気付きをいただいたものがありました。この芽をしっかりと育てていけるように、帰国後しっかりとフォローしてまいります。

出張中、毎日のようにヘビーカロリーの昼食、夕食(ときには2・3次会)を摂取していて体重増を懸念しましたが、1キロ程度の増で済みました。これもほぼ毎朝ホテルの部屋でラジオ体操や自分体操を行い、また晴れの日には1時間から1時間半程度の散歩を実施したおかげだと思います。

出張中の読書では、いまハマっている伊集院静さんの『海峡』三部作の完結編『岬へ』を読んで青春時代に思いを馳せ、ビジネス本では日経の「私の履歴書」に連載中の日立元会長川村隆氏の『ザ・ラストマン』を読み、「やり抜く力」に共感を感じました。

それにしても久しぶりに一週間を超える長めの出張で、ちょっと疲れましたね。明日しっかりと休養を取って、来週からエンジン全開で頑張りたいと思います。