披露宴の主賓やりました
この歳になると、生まれて初めてという体験は少なくなってきていますが、昨日それをやりました。会社の部下の結婚披露宴での主賓です。
我が社では、若者人口減による結婚そのものの減少、結婚しても身内だけでのパーティーイベントが中心になってきたということもあって、会社メンバーが参加するような結婚披露宴は、とんと見かけなくなっていました。そんななか、20歳代の若手男子が結婚することになり、しかも都内のホテルで90人程度の披露宴を行うということで、上司に当たる私にお鉢が廻ってきました。
新郎の主賓なので、披露宴開始直後、まっさきに挨拶しないといけません。上述の背景もあり、披露宴は会社の同期の時に参加した約20年前以来です。しかもその時、友人代表として挨拶しましたが、緊張して途中で10秒程度の空白を生んでしまったというトラウマがありました。今度は主賓ですので、失敗は許されません。そんなプレッシャーを感じながら、披露宴の主賓挨拶のイロハについて、WEBを調べたり、同僚から以下の本を借りたりして準備を行いました。
主賓・来賓・上司のスピーチ ― ジーンと心に響く! (すぐ使える! 心に残る! 話し方とマナー)
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標準的な雛形をベースに、本人、同僚にヒアリングし、WORDで2ページほどの原稿を作って推敲を繰り返し、暗記に努めながら当日を迎えました。
会社関係者は私以外に5人ほど招待されていましたが、圧倒的多数は新郎新婦の友人関係でした。新郎新婦とも20歳代のため、会場は若者で一杯の華やかな雰囲気です。そんななか、会社同僚に言わせると「普段と雰囲気が違って顔が強ばっている」状態で、主賓の挨拶となりました。冒頭の方で、新郎新婦に対して着席を促すことを忘れて、1分程度立たせたままという失敗はありましたが、笑いも多少取り、なんとか無事に終わることが出来ました。所要時間約7分でした。
そのあとは美味しい洋食とワインを楽しみ、新郎新婦の素敵な雰囲気に魅了され、ご両親への挨拶や新郎お父上のお言葉にホロリときたりと、披露宴を満喫させていただきました。会場も海沿いでレインボーブリッジが見渡せる素敵なところでした。
Yさん、Aさん、本当におめでとうございます。若きお二人に幸あれ!