anezakimanの部長日記

メーカー部長、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、放送大学大学院修士全科生の日々奮闘記

特書:不格好経営

DeNA創業者、南場智子さんの『不格好経営』をとても興味深く読みました。

不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

ベンチャー企業ならではの次から次に起こるアクシデントとその対応奮闘振り、社員の方々との熱く且つユーモラスな交流、経営者としてのビジョンと意思決定への強い拘りなど、第一級のストーリー性溢れるビジネス書で読みごたえ抜群ですが、私としては南場さんの生い立ちにとても共感を覚えました。

要するに社会人になるまで、似たような環境にいたようです。高校は彼女は新潟市内、私はそこから20キロ程度離れた田舎都市。いずれもその地域の進学校に通い、大学も同じ東京近郊でこちらは1キロもない至近距離。しかも高校入学・卒業、大学入学・卒業がまったく同じ(大学はお互い5年間行っていたようですが、南場さんは留学、私は留年と大きく違いますが。。)。きっとどこかで会っていると思いますね(特に大学時代はお互い大学寮におり、当時いろいろな交流行事があった)。

といっても、南場さんは大学卒業後はマッキンゼー新卒入社、ハーバードMBA、マッキンゼー復職して最年少でのパートナー、そしてベンチャー創業、成功と、キラ星のごとくキャリアを駆け上ってきましたが、私はずっと同じ会社でサラリーマンしてきているので、今はぜんぜん違うのですが。

それでも元気が湧いてきました。凄いと思いました。私も少しでも見習って頑張ろうと思いました。南場さん、きっとどこかでお会いしていると思いますが、私も不格好サラリーマンらしく、汗水たらして目の前の仕事に取り組んでいこうと思います。素敵な著作、有り難うございました。