歴史、文化、テクノロジーを見てきました
10日間ほどの出張を終えて、昨日帰国しました。今回は歴史、文化、そしてテクノロジーに触れることのできた行程でした(もちろん仕事はきちんとした上でですよ)。
西洋文明発祥の地を訪れました。今から約2,500年前の一番栄えていた時期に建てられた神の神殿は改装工事中でしたが、神々しさで周りを圧倒していました。
次に訪ねた17世紀に世界を制覇した通商国家では、昔動力として使われていたものがいまだにあちこちに残っていて、風情を感じさせました。
この時代に文化も最盛期を迎え、多くの有名な画家が一世を風靡しました。そのなかでも超有名な2人の画家の絵を鑑賞できました。
20世紀後半から台頭してきた通商国家では、F1レースが開催されていました。レースは見れませんでしたが、翌日の朝、実際のレースコースを散歩することが出来ました。
ところで、上記3都市に加えて19世紀に7つの海を制覇した帝国の都市も訪問し、いずれの場所でも1時間半から2時間の散歩を行いました。出張中の暴飲暴食傾向や睡眠不足による疲労に対して、体力の維持向上、そして知のインプットによる気分転換など、出張中でも労働力の再生産に勤しんだものでした。
犬と旅行してきました
先週の金土日と、愛犬と一緒に家族と伊豆方面に行ってきました。初めての犬と泊まりがけの旅は、海宿「太陽人」というペットの受入れが十分整っている伊豆半島南端部にあるペンションでした。
犬との旅は思った以上に快適でした。車で片道5時間という長距離ドライブにも耐え、車中では機嫌良く外を見たり(たまに吠えますが)、眠ったりしていました。宿も奇麗で、ペット道具はほとんど何でも揃っていて、心配はありませんでした。
朝夕海沿いの道を散歩し、宿内にあるドッグランで遊ばせ、日中は弓ケ浜海岸で泳がせました。
夕食はわれわれが金目鯛をはじめとする伊豆の海産物を堪能しているあいだ、おとなしく足元で待っていてくれました。
帰路に伊豆アニマルキングダムという、ペットOKの動物園に寄りました。いろいろな動物に急接近しながら興味深そうに観察していました。
犬との初旅はとても快適でうまくいったのですが、実は家族が体調を崩して現地の病院で緊急処置をしてもらうというトラブルが発生しました。長ドライブによる疲れ、暑いなかでの水分補給不足、食事の取り過ぎなど、体調管理が不十分だったと反省しています。
何はともあれ、今後の犬との旅行には多少自信がつきました。ペットと一緒に旅行や外出を楽しむ「ペットツーリズム」という言葉もあるそうで、今後もいろいろと出掛けたいと思ったものでした。下記日経夕刊の記事にある宿にもトライしてみたいです。
ペットと一緒 上質な旅
高級な宿が続々/官民一体で誘客
夏休み中です
本日で8月は終わりですが、私は今週夏休みをいただいています。前後の土日を入れると9連休となり、結構な日数となります。
本日でお休み5日目になりますが、どこも出掛けずにやっていることは毎日ほぼ同じ。朝夕の犬との散歩、晴れていればさらに独りで山道散策、家で修論関係の本や資料を読んだり、草むしりや芝刈りなどの家廻りの仕事をして、疲れたらちょっと昼寝をして、夜はビールやワインをⅠ−2杯飲んで、10時前後には寝る生活です。
朝、時間がゆったりあって、会社に行く必要がなくて、自分の好み、ペースで生活できることの幸せを噛み締めています。ときたま会社のメールを見て仕事の指示をすることはありますが、あくまでも自分のペースなので、見なきゃ見ないで物事は進んでいきます。
放送大学で習った「労働力の再生産」という概念の威力を感じます(2015-05-24)。仕事から一切離れて、独りで散策したり、犬と会話しながら散歩したりしていると、すべての雑事(仕事含む)から解き放たれて、一個の自分に帰ります。そのなかからいろいろなアイディアが生まれたりします。
週の後半には、近場ですが犬を連れての初めての小旅行が控えています。これはこれでとても楽しみです。
『国の競争優位』を読了しました
先週は木曜日から4連休となりました。どこにも出掛けず家にいて、しかもやっていることは毎日同じ。朝夕に犬の散歩、さらに最近犬が山道を嫌がる傾向にあるので犬の散歩後に自分一人での山道散策、日中は大学院修士論文のための先行研究読みやまとめ、夜は家で食事しながらビール一杯、角ハイボール3-4杯、それで10時前には就寝。完全に仕事から離れてリラックスできました。
そんななかで、修論のカギとなると思われる経営学大家の大著作を、この期間で何とか読了しました。4月後半から読み始めたので、読了するのに4ヵ月近くかかりました。
- 作者: マイケル・E.ポーター,Michael E. Porter,土岐坤,小野寺武夫,中辻万治,戸成富美子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1992/03
- メディア: 単行本
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上下合わせて総ページ数1,150ページ、金額にして13,632円。こんな大層な本を読んだのは生まれて初めてでした。
この本は1990年に原版が出版されたので、今から四半世紀前の著作ですが、シンガポールや韓国の隆盛を示唆していたり、衰退の兆候ありと診断されたドイツやイギリスも、当時想定されていたドイツ統一やイギリスでのサッチャー政権により状況は一変するかもと予測し、その後の歴史を知るものとしては唸らざるを得ません。さらに日本を戦後の経済発展のサクセスストーリーの代表例として絶賛しつつも、今後の行く末については予断を許さない記述をしていて、まさに今の日本経済の退潮を予見しています。恐るべし、マイケル・ポーターといったところでしょうか。
この切れ味鋭い経営学の古典とも言える大著を、線を引きつつ、レジュメにまとめつつ(21ページになりました)、私の展開したい国や地域の実情に当てはめて考察しつつ、何とか読み終えたことは、達成感をもたらしました。しかしながらこの巨匠の考察をどう自分のテーマに引き寄せてまとめていくか、まだまだ山は高いですねぇ。
オリンピック応援してます
明日から4連休です。早めに帰宅して一人でゆっくり家で過す幸せ(今日は家族も犬もお出かけ中)。山道散策して、大学院勉強して、ハイボールを飲みながら食事して、ビデオの大河ドラマを観て、やはりクライマックスはリオデジャネイロオリンピックのテレビ観戦。
今晩は女子卓球の福原愛さんの準決勝。密かに好意を持っている石川さんが初戦で破れたのはショックでしたが、その分福原さんのここまでの快進撃に期待たっぷり。
そこに立ちはだかったのが李暁霞という福原さんより20cm以上高い巨壁女子。何なんだこの選手は。中国という国体を象徴しているような巨大で傲慢で自信たっぷりで、実際無茶苦茶強い。悔しいかな、あの好調の福原さんがまったく歯が立たず0-4で惨敗。
そうこうしているうちに、男子卓球の水谷さんという方が準々決勝で善戦中。もしかして勝つかも。しかしこの男子の2人より李暁霞が絶対に強いね。
福原さんの3位決定戦はあすの早朝あるみたいだけど、起きていられないだろうな。ハイボール4杯目だし。家で飲むと酔いやすいんだよね。
ということで、実況中継中でしたが意識が薄れてきましたのでこれで終了です。日本は素晴らしい、がんばれ Nippon!
新記録です
横浜ウォーキングポイントによる7月の歩行数集計が出ました。下図の通り1日平均歩数16,327歩、総距離数393km、これまでの最高記録を樹立しました。 1日平均で12.6km歩いていることになります。結構凄いことですね。
7月は2回、日数にして15日間の海外出張があり、海外で歩いた距離を計算すると125km、総距離に対して32%を占め、1/3は日本以外で歩いたことになります。
よく知らない海外でこんなにどんどん歩けるのも、縮尺自在のグーグルマップのおかげです。海外でも日の出とともに起きて歩き出すので、時差解消にも役立っている気がします。日本では愛犬と、海外では独りで、これからもどんどん歩いていきます。